レトリックの本を610冊読んだ人オススメ
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>明治以前の日本に伝わることばの知識をレトリックから切り込む本
明治以前の日本伝統
のことばの知識をレトリックから知る
最初
に読むオススメの本
『古典文学レトリック事典』
(國文学編集部[編]/學燈社)
ここがオススメ
明治時代以前の伝統的
なことばのなかにあるレトリック。それを
網羅的
に解説している本は、この本だけではないかと考えます。
「廻文」「縁語」などへの解説は、他のレトリック関係の本とは異なるオリジナリティあるものです。
それ以上に、たとえば
「隠微」「虚実」「真・草・行」
。あまりほかの本では、見かけない用語です。江戸時代までの日本伝統のことばの技法をこれだけ解説してあるのは、今のところこの本しか知りません。
事典とはいっても全208ページのなので
最初から最後まで一気に
読んでも構わない。それくらいコンパクトにまとまっている本です。
このサイトでは、
「最初」
に読むときにオススメの本を紹介しています。けれどもこの
『古典文学レトリック事典』
については
もし「最初」に読む本でなかったとしてもオススメ
します。
ここがビミョー
新本は入手できません
。出版元の學燈社が倒産しているらしいです。
改版は期待できません
。出版元の倒産(?)に加えて、編集部が著作者になっていること、共著であること、多数の図版があること。その権利関係をクリアして出版するほどに、ニーズはないでしょう。残念ながら。
レトリックの本を610冊読んだ人オススメ『最初に読む本』
ほかには?
順序立てた説得力ある伝え方をレトリックで習得する本
レポート・論文の書きかたをレトリックで身につける本
分かりやすい文章を書くためにレトリックを使うための本
美しい芸術的な文章をレトリックを踏まえて書くための本
あいまいな文になるのをレトリックで避ける本
近代日本のレトリックの歴史を知る本
勉強として真剣にレトリックを学ぶ本
レトリックを学ぶときの辞書にもなる本
《擬人法》《隠喩》のようなレトリック用語を解説する本
レトリックの本を610冊読んだ人とは?
ふき出しのレトリック
というサイトを2007年から作りつづけている。いちおう「balloon-rhetoric」という名前してあります。[
続き
]
ふき出しのレトリック(メイン)
レトリックについての本の紹介
レトリックを「知恵袋」よりマシに
レトリック最重要キーワード小辞典