レトリックの本を610冊読んだ人オススメ
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>作文や論文の組み立てかたをレトリックで知るなら読む本
ものごとを
順序立てて伝える
とき
最初
に読むオススメの本
『日本語作文術 伝わる文章を書くために』
(野内良三/中央公論新社・中公新書)
ここがオススメ
作文や論文の組み立てかた
が書いてある。そういった本としては、まず最初に紹介して間違いのない本です。
とりあえず
この本が「わかりやすい説得力のある文章」
で書かれています。「分かりやすい文章を書くハウツー本」のはずなのに、その書いてある本が「分かりにくい」。そんなビミョーな本が数多くあるなかで、そんな心配はいりません。
「説得力のある、わかりやすい文章」を目指すという
本の目的がハッキリ
しています。なにかを解説しているはずなのに、その本の内容そのものが迷走している。そういった、着地地点がサッパリ分からないといった心配はいりません。
ひとつの文や節を作るためのアイディアとして、
「定型表現」
を使うことを提案しています。そして、その「定型表現」について例を挙げて紹介しています。
新書なので比較的安く手に入ります。もし気に入らなくてもキズが浅くて済みます。
新書なので中古ではなく新本で手に入れることができます。人文関係の本では、新本が手に入るのが珍しいのが実状です。なので、それだけでオススメの理由になります。
ここがビミョー
著者がフランス文学者なので、例文として日本や西洋の小説が使われています。なので
文学的
なイメージをもつこともあると思います。
定型表現を中心に解説しています。つまり
「全体の流れ」とか「文の進めかた」といったものは重視していません
。あるていど、ニーズは限られると考えます。
レトリックの本を610冊読んだ人オススメ
ほかには?
レポート・論文の書きかたをレトリックで身につける本
分かりやすい文章を書くためにレトリックを使うための本
美しい芸術的な文章をレトリックを踏まえて書くための本
あいまいな文になるのをレトリックで避ける本
近代日本のレトリックの歴史を知る本
明治以前の日本伝統のことばの技術をレトリックで知る本
勉強として真剣にレトリックを学ぶ本
レトリックを学ぶときの辞書にもなる本
《擬人法》《隠喩》のようなレトリック用語を解説する本
レトリックの本を610冊読んだ人とは?
ふき出しのレトリック
というサイトを2007年から作りつづけている。いちおう「balloon-rhetoric」という名前してあります。[
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